・ 古典交響曲
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
プロコフィエフがペテルブルク音楽院を卒業したのは1914年(23歳)である。 彼は学生時代から大胆な現代和声やリズムを思う存分使って急進的な作品を書いていた。 そして、《スキタイ組曲》などモダニズムな音楽をつくり続けていたが、1916年から翌年にかけて書いた交響曲は、 突然極めてクラシックな音楽となった。それはわざとピアノなしで作曲をしようというプロコフィエフの一つの試みで あり、そのために輪郭のくっきりした作品のほうがよいと考え、古典交響曲を仕事に選んだ。在学中、 かつてチェレプニンの教室で研究したハイドンの技法をもととし、「ハイドンが現代に生きていたら書い たであろうような作品」を書こうとした。この曲はある意味で古典擬作であるが、たんに模倣や習作、 あるいはパロディではなく、その和声法や突然の転調などにプロコフィエフらしさがみられる。
・初演1918年4月21日、レニングラードで亡命に先立ち自身の指揮で行われた。
・演奏時間約15分
・編成 Fl2 Ob2 Cl2 Fg2 Hr2 Tp2 Tim 弦五部
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